坂本花織が逆転初優勝 宮原のV5阻止 紀平は逆転ならず
初優勝を果たした坂本花織
◆フィギュアスケート 全日本選手権 第3日(23日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)
【写真】ガッツポーズを見せた紀平梨花だったが
女子のフリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位の坂本花織(18)=シスメックス=が、152・36点の合計228・01点で、SP首位の宮原知子(20)=関大=を逆転し、初優勝。来年3月の世界選手権の代表に決定した。坂本は昨年の大会ではSP首位から2位に終わったが、雪辱した。
女子としては伊藤みどり以来となる5連覇をねらった宮原は、146・58点の合計223・34点で3位。SP5位から逆転での初制覇を狙った紀平梨花(16)=関大KFSC=は、155・01点の合計223・76点で2位だった。本田真凜(17)=JAL=は合計164・23点。.
坂本花織「実感がわかなくて。初めて228点を取れて満足してます。鼓動が聞こえるくらい緊張した」
◆坂本 花織(さかもと・かおり)2000年4月9日、兵庫県生まれ。17歳。神戸野田高2年。3歳でNHK連続テレビ小説「てるてる家族」を見てフィギュアスケートに憧れ、4歳で始めた。昨季ジュニアGPシリーズ日本大会で優勝し、ファイナルと世界ジュニアで3位。全日本ジュニア優勝。シニアに転向した今季はスケートアメリカ2位、全日本選手権2位、四大陸選手権優勝。特技は水泳、折り紙。158センチ。
【関連記事】
紀平暫定首位「頑張ってよかった」フリーで自己ベスト更新
宮原知子 女子で伊藤みどりさん以来の5連覇逃す 紀平に0・42点及ばず
高橋大輔 公式練習で4回転トウループ着氷 24日フリーで6年ぶり表彰台へ
宇野昌磨が公式練習を欠場 24日フリーへ大事をとって休養
本田真凜は164・23点「もう少し時間が必要」
紀平暫定首位「頑張ってよかった」フリーで自己ベスト更新
女子フリー・演技を終えガッツポーズを見せる紀平梨花
0コメント